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これからグループホームを始める人のために①土地選び

今日、初めてグループホームでみんなとご飯を食べました。
1年くらいかけて準備をしてきたのですが、その過程での学びを書くことで、
これからグループホームを始める人の参考になれば嬉しいなと思っています。

色んな学びがありました。
まず今回は、グループホームを建てる場合の土地選びについて。
もちろん借りてグループホームを始めるという選択肢もあるけど、
僕たちは新しく建てる方向で進めました。

まず、土地には市街化区域と市街化調整区域があって(細かくはもっと色々あるけど)、
市街化区域は市街化を進められる区域で、市街化調整区域とは自然や農地を守るために制限がかけられている区域。
市街化調整区域は例えば家とかを建ててはいけないが、グループホームのような社会福祉施設は許可が下ります。

もし、グループホームを建てるのであれば僕は市街化調整区域がオススメで、
その理由とその中でも注意しなければいけない点を説明します。

【オススメの理由】

1・土地が安い!
僕たちが購入した土地は350坪で720万円、坪2万円くらい。
だいたい市街化区域の10分の1くらいで購入できます。
土地購入費を抑えられれば、事業のリスクも下げられるし、
障害のある人の家賃も下げられます。

2・住宅が密集していない。
密集していないので地域とのトラブルも避けやすい。
トラブルになる可能性がある人が市街化区域と比べたら圧倒的に少ないからです。
グループホームを始めるときは地域から反対がある事もよくあります。
幾つかの話を実際に僕も聞きましたが、反対運動が起きているのはすべて市街化区域でした。

3・地域の繋がりが強い
回覧板があったり、地域のお祭りがあったり、区会がしっかりと運営されているところが多い。
グループホームの大きな目的の一つが地域生活をすることで、
本人が地域との繋がりを感じながら生きていくためには調整区域のほうがいい気がしてます。
これから地域とどんな繋がりを築けるかは僕たちの努力次第だけど、実際にとても優しい人が多い。

【注意しなければいけない点】
1・調整区域でもどこでもできるわけじゃない。
前面道路が4m以上ある必要なのでそこは注意。

2・上下水道がどこまできているか?
市街化調整区域は上下水が整備されていないところが多い。
上下水が来ていないところは、井戸水を使っていたり下水は浄化槽というものを使って処理している。
僕たちが始めるところは調整区域でも上下水が整備されていた。
浄化槽などを入れたりすると土地が安くても、これらのものを整備するコストがかかるので注意する必要がある。

3・生活に必要な施設にアクセスできる距離か?
車を運転できれば特に問題はないが、市街化調整区域は人口が少ないため、
生活に必要なものにアクセスしにくい場合が多い。
例えば、駅、スーパー、服を買ったりする場所。
車を運転できない人が多いので、ちょっと大変だけど自転車でなんとかいける距離が大切。
僕たちは3.5キロ圏内で行ける場所で選びました。

以上が僕の考えるオススメの理由と注意したほうがいい点です。
ただ、やっぱりグループホームを始める時に大切なのは、
どんな人が入居するかを考えてそれに合わせていくことじゃないかと思っています。
支援する内容も変わってくるし、適した家の構造とかも変わってきます。

今回、僕たちは7部屋のグループホームを用意しましたが、
体験も含めれば初日からすべての部屋が埋まってしまってます。
特につくば市はグループホームが少ないので、すこしづつ増えていってほしいし、
そのために僕たちができることには取り組んでいきたいなと思っています。

最後にグループホームの写真を何枚かUPします。
うまい人が撮れば3倍くらい魅力的に見えると思います。

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