お知らせ

お米の有機栽培を始めました。(有機栽培の苗の育て方)

今年からごきげんファームではお米の有機栽培を始めました。
地域の農家さんより1ヶ月くらい遅れて、2週間ほど前に田植えを終えました。

準備が遅れて田植えが遅れたわけではなく、
有機栽培をするために苗づくりを少し変わったやり方をしているからです。

一般的にはビニールハウスでお米の苗を育てるのですが、
僕たちは田んぼの中で苗を育てました。
一枚目の写真が一般的な育苗の様子で、
二枚目の写真が私たちの育苗の様子です。

私たちのやり方は「プール育苗」と呼ばれていて、
昔はみんなこうやって苗を育てていたそうです。
この育苗方法に取って代わってハウスでの育苗が主流になったわけですが、
プール育苗のメリットも沢山あります。

ビニールハウスを用意する必要もないですし、毎日朝晩水をあげる必要もなければ、ハウスを開け閉めする必要もありません。
この方法しかやったことがないのであまり比較はできませんが、病気も減ると本には書いてあります。

でも、僕たちがこの育苗方法を選んだのは省力化することが一番の目的ではありません。
お米の苗は2.5葉の状態で田植えするのが一般的ですが、
草が生えないように水を深く張った状態を保つ必要があるため、4.5葉まで苗を大きく育てます。
そこまで大きくする場合、ハウスの中で育ててしまうと生育が早いためヒョロヒョロの苗になってしまうため、
僕たちはプール育苗で苗作りをしました。

ただ、水を深めに溜めるためにプール育苗をしたにも関わらず、
ザリガニが無数の穴を田んぼにあけるために水が溜まりません。
今度、子供をつれてザリガニ釣りをして遊ぼうと思っています。

田植えから2週間がたった今の田んぼの様子です。
草が少し生えてしまっている田んぼもありますが、全然生えてこない田んぼもあります。

ちなみに、僕たちが借りた時の田んぼの様子です。
15年以上、お米を作っていなかったために、篠竹の根っこがはびこっていました。
スコップも入らないくらい固かったので、機械で何度も掘り上げては集めました。

僕たちが今年借りた田んぼはこんな田んぼばかりでした。
すごく大変でスタッフのみんながとても頑張ってくれました。
予想していなかったのですが、そのスタッフの頑張っている様子を地域の人たちがすごくよく見てくれていて応援をしてくれます。
栽培について教えてくれたり、トラクターがハマった時は出してくれたり、
根っこの片付けを一緒にやってくれる人もいました。

だからと言って高く売れるわけではないのですが、
そういう過程を経て田植えまでたどり着けた時はとても感動します。
めちゃくちゃ感動しました。
こういう地域の人も喜んでくれて、自分たちも誇らしく思えるような仕事にこれからも取り組んでいきたいと思っています。

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