ごきげんファームの行動指針

包摂
誰もが優しく包まれる社会を目指そう

包摂-ごきげんファーム行動指針“誰でも受け入れる”“やめさせない”“あきらめない”というのがごきげんファームのルールである。過去にどんなトラブルがあっても、それを理由にごきげんファームで働くことを拒んではいけない。ごきげんファームで働いている時にどんなトラブルがあってもそれを理由にやめさせてはいけない。排除するのではなく、トラブルはどうして起きてしまったのかを考え、何を改善すればそのトラブルを防ぐことができるかを考えよう。問題をその人の問題とするのではなく、自分達の問題として捉えよう。その人が働きやすい環境は用意できていたか?その人が相談しやすい関係性は作られていたか?私達職員を含めた環境が変われば、自然とトラブルはなくなっていく。

当事者目線
障がいのある人達の幸せを第一に考えよう

当事者目線-ごきげんファーム行動指針障がいのある人達が何を望んでいるのかをしっかりと把握して、それを実現していくために何ができるかを考えよう。そして、望んでいないことであっても、その人の将来のことを考えた時に必要なことであれば、厳しいことでも伝えていく必要がある。表面的に必要なことではなく、本質的に必要なことを対話の中で見つけていくこう。自分のためではなく、障がいのある人達の幸せを第一に事業を進めていこう。

革新
業界の常識にとらわれずに、新しい価値を生み出していこう。

革新-ごきげんファーム行動指針私たちは、ミッションを達成するために、社会に新しい価値を生み出す気持ちを持って行動する必要がある。福祉と農業の分野には、乗り越えなければならない様々な課題がある。私たちは課題に対して、見たい将来を見据え、自分たちの常識を見つめ直し、外からの視点を大切にしながら新しい価値を生み出すことを大切にしていこう。

プロフェッショナル
専門性と主体性を持って仕事をしよう。

プロフェッショナル-ごきげんファーム行動指針ごきげんファームの目指すプロフェッショナルとは、専門性と主体性の二つを兼ね備えた人材である。障がいのある人達の暮らしをより良いものにしていくためには、この二つが必要である。専門性は、福祉に関することだけでなく、事業に取り組んでいく上で必要な農業の専門性も必要である。この専門性に加えて、あらゆることに積極的に自分事として捉えていく主体性も必要である。今の能力に満足することなく常に自分自身を高めていくことで、障がいのある人達のよりよい環境を作り出していこう。

多様性
一人一人の強みを活かしたチームになろう。

多様性-ごきげんファーム行動指針障がいの有無に関わらず、誰でも得意な仕事もあれば苦手な仕事もある。得意な仕事は楽しめるが、苦手な仕事を頑張るのは誰でも辛い。すごく簡単で常識的なことであるように思えても、その人にとっては大変なこともある。その時に、できないことを責めるのではなく、どんな仕事なら一人一人がイキイキとごきげんに活躍できるかを考えてみよう。それぞれが得意な仕事を担い、苦手な仕事をカバーしあえるチームを目指し、みんなで力を合わせて美味しい野菜を届けよう。

地域
地域で一番愛される農場になろう

地域-ごきげんファーム行動指針ごきげんファームの目指す地域は、私達だけで実現することができない。私達は、地域の人たちに喜んでもらえることでごきげんになれる。地域の人達で、本当に必要な役割を担い合い、共に助け合い成長できる関係を作っていきたい。ごきげんファームがこの地域にあってよかったと、地域の人たちに心から思ってもらえる存在になろう。
そのために、地域に活動を発信し、足を運んでもらえる農場にしよう。地域の大人も子供も楽しんでもらえるようなイベントを開催しよう。僕たちの強みが活きる地域貢献には積極的に取り組んでいこう。
地域で一番愛される農場になることができれば、障がいのある人達も働き続けやすい地域になる。そして、ごきげんファームで働いていることを誇りに感じることもできるだろう。